ゲーム好きの方にとって人生でゲームとの付き合い方が変わる、ゲームができなくなる時期があると思います。
第一は就職。第二は子供の誕生ではないでしょうか。
本記事では子供が生まれて、僕のゲームライフがどう変わったか、どう変えたかをお伝えします。これから子供が生まれるという方、生まれて子育て真っ最中という方に何かの役に立てば幸いです。
ちなみに僕は1児(2017年生まれ)の父です。
子供の成長と失敗談
まずは何が変わったかを説明する前に、なぜ変わったのかを失敗談とともにお話します。
これには赤ちゃんの成長による変化が関わります。
月齢が低い頃
生まれてから数カ月の赤ちゃんは生活時間のリズムができていません。そのため朝晩関係なく数時間おきに起きて泣きます。親はあやす、ミルクをあげる、オムツを変える、寝かせるの繰り返しです。
この頃僕のやってしまった失敗は、「ゲームをやりつつ子供をあやしつつ」のながらプレイです。生まれる前までは、日中好きな時間にゲームができたのでその感覚でゲームをやり、子供が泣いたらあやせば良いということでひどいときはコントローラーを操作しながらあやしていました。
これには、奥さんの雷が落ちました(ギガデインかと思った)。それ以降は反省して子供第一優先でゲームは途中でも子供の泣いている間は放置しておくようにしました。
今思えばまだ父親になったという意識が足りていなかったのだと反省しています。
対処法としてゲームをしなくても良いのならそれに越したことはないのですが、楽しみがまったくないのも精神的に参ってしまいますよね。このころはアクションゲームなどの中断しにくいゲームはせずに、いつコントローラーを手放して放置しても問題ないゲームをする(RPGやアドベンチャーゲームなど)の方が良いのではないでしょうか。
あと基本中の基本ですがイヤホンなどを使用して、音が出ないようにしておきましょう!
夜まとまって寝るようになったら
赤ちゃんもだんだんと生活のリズムができていき、夜まとまって寝るようになります。
この頃の失敗は、夜子供が寝たのを見計らってゲームをするのですが、友人と会話しながらマルチプレイをしていたため、話し声で子供を起こしてしまうというものでした。
もちろん小声で話すのですが、あまり小声だと友人に声が聞こえなくなるし、夜中は家は静まり返っているので別の階にいても聞こえると言われました。
ベストは「通話するなよ!」というところですよね。ただ、仕事で辛い毎日のなかで友人とのマルチプレイが大きな癒しであり明日への活力であり、どうしてもやりたいということで、奥さんにお願いし許可をもらってやっていました。
一応付け加えると毎日やっていたわけではありません。
変わったこと①~ゲームをする時間~
子供が生まれる前は、暇な時間があれば朝・昼・夜いつでも好きな時間にゲームをしていましたが、ほぼ完全に夜のみに変わりました。
理由は、途中でゲームを中断することが多く、頻回に中断しているとさすがに楽しめないので、夜子供が寝てからやるというスタイルに変えました。
今の時代は、夫婦協力して子育てしていくのが一般的で、僕もそうあるべきだと思っています。そこで、良い夫婦関係のあり方について書かれた書籍で学んだこと
休日は、自分にできる仕事はないか確認し、妻に今日することを宣言しておく。
<参考:高草木陽光.『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』>
これが活かせると思います。
自分の時間があるときは、奥さん(パートナー)ばかりに子供の世話を任せず、何をすれば良いか確認しておく。具体的には一日の家事のスケジュールを決めておく。
数時間ゲームをしたい、また、夜友人とマルチプレイをするなら奥さん(パートナー)に許可を取っておく。具体的には夜何時からやるか告げておく。
これによって、場当たり的に手伝うのではなく、効率よく協力して家事・育児を行うことができます。
そして、素知らぬ顔で子供の世話を任せられた側は腹立たしいに決まっています。なので、お互いの了解のもとお互いに自由な時間を持つことが良いのではないでしょうか。
変わったこと②~趣味を変える~
趣味を変えたということで、「ゲームをやめたの?」というとゲームはやめていません。
ただ、子供が生まれる前は、休日はジムに行ってトレーニングをしたり、外出してカフェで読書を楽しんだりしていました。
しかし、子供が生まれると、誰かしらつきっきりで子供の様子を見ておく必要があります。長時間外出するということは、それだけパートナーに育児を任せるということですから、これはうまくありません。
もともと外でしかできない趣味を持っている人は、奥さん(パートナー)に了解をとる作戦が良いと思いますが、僕はもともとインドア系なので、趣味を家の中でできることにシフトしました。ジムに行くのはやめて、読書もわざわざ外出せず家の中でするようにしました。
くわえて、趣味に費やす時間の割合で言うとゲームが多かったのですが、大幅に読書の時間の割合が増えました。これは、前述の通りなかなかまとまった時間ゲームをすることができないので、他に短時間の細切れでも楽しめる趣味「読書」にシフトしたということです。
どんな趣味が良いかは人それぞれだと思いますが、参考までに僕の「読書」がなかなか良かったと思うところを紹介します。
いつでも、どこでもできる
体力的に疲れない
電子書籍なら閉じたページから開ける、汚れても濡れ手で触ってもOK
オーディオブックなら家事・育児をしながら聞ける
勉強になる
やっぱり、仕事に家庭に忙しいと辛くなるので、家でもできて子育てと両立できる趣味があれば強いと思います。ゲーマーもゲームができない分、他の楽しみを見つけられたら良いのではないでしょうか。
変わったこと③~マルチプレイを静かに~
ここまで、マルチプレイが楽しみであり、話し声が問題でもあることをお伝えしましたが、それも工夫することでマイナス面を最小限に抑えることができるのではないかと思います。
まぁ防音室があれば困らないんですけどね…
これから先紹介するのは、何か画期的な改善策だったりするわけではないので、決して期待しないでください!
工夫1:キーボードで会話をする
マルチプレイで会話をする場合、ゲームの機能を使って会話をする方法(例.PS4のマイク入力)と音声通話アプリを使って会話する方法(例.LINE、Discordなど)があると思います。
僕は、MHW(モンスターハンター:ワールド)でマルチプレイをすることが多かったのですが、PS4のパーティー機能を使用せず、LINE通話で会話をしていました。会話の声がうるさいということで、プレイに支障がない会話はチャットで済まそうと考えました。
もしBluetoothのキーボードがあればi phoneと連携してキーボード入力ができるのですが、持っていないのでPC版LINEを使用してキーボードでチャットをしました。また、MHW内のチャット機能もPS4にキーボードを刺すことでキーボード入力が可能になるので、それも活用しました。
工夫2:マイクを変える
大きな声を出さないといけない理由として、マイクとの距離があると思います。i phoneやPS4コントローラーに付属されているマイクはイヤホンケーブルの途中にマイクがついている作りになっているので、口元から少し距離が離れてしまいます。
そこで、ピンマイクを購入し、写真のようにマスクにピンマイクを留め口元にくるようにしました。これで若干ですが、小声でしゃべっても聞こえるようになりました。
僕の使っているピンマイクはこちらです。
マイクとイヤホン(片耳)の一体型で
スマホだけでなく、PS4、付属のアダプターをパソコンのマイク入力端子と音声入力端子に接続すればパソコンで使用することも可能です。
ただし、子供の攻撃に耐える耐久性はないのでご注意下さい
[商品リンク:iGOKU マイクロフォン]
【2023年追記】
記事を書いてから4年経った現在でも、このマイクを愛用しています!
良いところはこちらの3つ
- 片耳が空くので、子供や奥さんの声にいつでも反応できる
- PS、PCで使える
- 安価なので壊れても気になりにくい
さいごに
ゲームは家でできる趣味というメリットがあるものの、中断しにくいというデメリットがあります。0歳から1歳くらいの子育てでは、なかなかゲームをするということは難しいなと身をもって味わいました。
そこで、突然楽しみを奪われるイライラやショックは大きかったのですが、何よりも子供が大事だということを肝に銘じて、今までの自分優先(個人主義的な)の考え方を改めさせられました。
今の時代ゲームをする親も少なくないと思います。個人としてよりもまず人として大事なものを理解することで今後「ゲームが趣味だけど、子育てと両立できるしアウトドアの趣味より良いよ」、「ゲームが趣味だけど、そこらの家庭より立派に子育てしてるよ」と言えることに繋がっていくのかなと思います。
子供は可愛いです
ゲーマーでもゲーマーでなくても本書を読めば夫婦生活が上手くいきます!
[商品リンク:高草木陽光『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』]
【2歳編】
【ゲームの競争、人付き合いの対策】