XenosagaⅢ プレイ日記 パート2
ヴェクターの秘匿情報を入手すべく、ヴェクターS-Division(エスライン)に潜入した。
division(ディビジョン)とは「区画」のことです。
S-Division(エスライン)到着
無事、敵の防衛を突破し、カナンの操縦の腕前に感心するミユキ
すると「緊張感がない」となぜか全員から窘められてしまう。
そんな怒られなくても良いと思うけど
と、言うところでやっとムービーが終了し操作ができるようになります!
ドクトゥスはバックアップに回るとして戦線離脱。
残念がるミユキに対し、あくまで後輩に厳しいシオン。
ドクトゥスはラテン語を吐き捨てて去っていきます。
日本語でOK
つまり、ドクトゥスも”伝わらない形(汗)”で「自分でガンバんなさい」と言ってミユキをからかっているようです。
ちなみに、訳はドクトゥスの”データベース(後述)”に書いてあるので、ちゃんとプレイヤーに分かるようになっています。作者のキラーパスじゃなくてホッと安心。
チュートリアル
本ステージはチュートリアルステージであり、基本的なシステム説明があります。
データベースシステム
操作が始まると、まず説明されるのがデータベースです。
オリジナルの言葉が多く用いられるゼノサーガシリーズでプレイヤーが躓かないように、人物や用語などの説明がまとめられた「データベース」があり、メニュー画面からいつでも見ることができます。
真っ先に説明されるということは、それだけ必要ということじゃないでしょうか。
ちなみに、原作Ⅰ、Ⅱのリメイク作「ゼノサーガⅠ・Ⅱ」から搭載されたシステム(のはず)です。やはり、用語の意味が分からず話についていけないという意見が多かったのだと思います。
例)主人公の説明
このゲームは辞書を引くのが好きな人は向いていると思います。
僕は物語の設定をおさえながら進めるのが好きなので、分からない言葉が出てきたらデータベースを確認しつつ進めました。
能動的に自分の意思で物語を知ろうとすることで、ゼノサーガの世界の深みにどんどんハマっていきます!
壊し物システム
エスラインで第一に待ち受けるは、こちらのゲート。
ここで必要となるのが、前作「ゼノサーガⅠ・Ⅱ」でも使われた“壊しものシステム”
何かというと、□ボタンを押して障害物(ターゲット)を破壊することができます。
これにより、
障害物に塞がれた道を開通することができる。
仕掛けを作動させることができる。
また、オブジェクトを破壊するとドラクエの宝箱やツボ、タルのように、アイテムが出てきたり、ミミックのように敵が現れたりします。
「何だこの物騒なシステムは…」と思うことでしょう。僕もそう思いました。
ここには、あらゆる障害は取り除くわ(物理)
というシオンの生き様が現れているのです(適当)。
戦闘システム
敵の背後から接触することで先制攻撃をすることができます。
ただし前作でもシンボルエンカウントとランダムエンカウントがあったので、今後はランダムエンカウントがあるかもしれません。
- マップ
- バトル画面
基本的には、RPGの王道のシステムである、コマンド選択型バトルです。
ただ、ゼノサーガ特有のシステムもあります。
ブースト
キャラクターの行動により、画面右上の“ブーストゲージ”が溜まります。
溜まったブーストを消費することで、画面左上の”行動の順番”に割り込んで、次に行動することができます。
「ゼノサーガⅠ・Ⅱ」もブーストシステムがありました。
必殺技
必殺技を使用するときもブーストを消費します。しかも2ゲージ!
また、必殺技でトドメを指すと、「フィニッシュストライク」として、得られる経験値が増えるので、使い時は考える必要がありそうです。
なお、いわゆる”技”や”魔法”に当たるものとして、「アーツ」、「エーテル」があり、必殺技とは異なります。
その他
- トラップ
トラップというアイテムを使ってから、敵の前から接触すると先制攻撃をすることができます。
「動かない敵に使え」ということかな?
なぜ前からなんだ…?
攻略
チュートリアルステージなので、攻略は難しくなく淡々としていました。
仕掛け
「床に現れる色の順番と同じ順番で色のついたオブジェクトを破壊しろ」というギミックですが、僕の注意力にかかれば、床の色が変わったことに全く気づかず、「早く壊して!」とぐるぐる回りだすオブジェクトを目の前に棒立ち状態。
セグメント
????????????
この攻略では扉を開けることができず、結局何だったのかよく分からなかったモノです。「こういう仕掛けもあるよ」という紹介だったのか。もし取りそこねていたのなら残念…
ミユキ
戦闘開始とともに「センパーイ、あとお願い」
と問題発言をかましてくるミユキ
こんなこと現実で言ってくる後輩がいたら、小突き回しちゃいますよね★
それで皆からあの扱いを受けていたのかと納得の一言
まぁ、遠慮がいらないくらいシオンと仲が良いということなんでしょう(笑)
SFチックのオシャレなステージを進み、エスラインの中核「メイン・サーバールーム」に潜入したシオンたち
メイン・サーバールーム
まさにデータサーバーという雰囲気です。
カナンがハッキングする中、U.M.N.の正体に疑問を呈するシオン
U.M.Nについては難解なため今まで説明をしていませんでしたが、ゼノサーガの重要ワードなのでここで整理しておきたいと思います。
ミユキ『え、それって広域ネットワークシステムとか?』
カナン『非局所的な繋がりを持った広域情報ネットワークシステム。その特質を利用し、空間跳躍や超高速通信に使用。』
ミユキが一般人的な答え、カナンが教科書的な答えと言う感じです。
U.M.Nって何?
- イメージしやすくするため、まずは「インターネットのような情報ネットワーク」を想像して下さい。
- ポイントは時間や空間の制約を受けないという特性があるため、宇宙空間のワープに使われる。
- また、U.M.Nを用いて人の記憶から仮想空間「エンセフェロン」を作り出すことができ、劇中では、他人の心的世界に入り込むなどの演出もなされている。
小難しい話は終わりにして
シオンは「U.M.N.を誰がいつ作り、どうやって世界中に設置されたか分からない。」その裏に何か重大な秘密があるのではとひっかかりを感じています。
ハッキングが終わろうとする寸前、何者かが干渉してきていることに気づく。
すると、「そりゃこの展開ボス出ますよね!」と言わんばかりにボス「シグルドリファ」が登場。
「なにこの悪魔みたいな敵は?こんなファンタジー路線のモンスターが出て大丈夫?」
と思ってしまいましたが、敵の情報を見ると“グノーシス”でした。
グノーシスならしょうがない。
初ボス戦ということでドキドキでしたが、技“アーツ”を惜しみなく使いゴリ押しで勝てました。
ミユキのアーツ「イナズマブロー」を使うと『ミユキちゃんにおまかせ!』とプレイヤーに愛嬌を振りまいて来ます。悔しいけど、癖になっちゃう!
ボス撃破後、大量のグノーシスが押し寄せ、
「いやぁあああ 先輩ぃ」と叫び、立ち尽くすミユキの手をすかさず引っ張るシオン。
流れるような動きでミユキを連れて駆け出します。
完全にできる先輩とダメ後輩の構図。
ドクトゥスが援護する中、E.Sに乗り込み脱出を図るシオンたち
シオン『ちょっと揺れるわよ、振り落とされないで』
ミユキ『え ちょ 先輩』
え?どういうことなの?
離陸の衝撃でコックピットに真っ逆さまのミユキ…
ってこんなことあるかい!!
こんなものを見せつけられて、僕はどうしたら良いのだろうか?
さて人間は神秘的な風景を目の当たりにすると、その神々しさから縁起を感じてしまう。
そうかこれは一種の流れ星なのだ。
僕はお願い事をすることにした。「世界が平和でありますように」
脱出のさなか、シオンは少女の幻影を見る。
ネピリムとも顔つきが違うし、誰なんだろうか…
【次回】パート3
【前回】パート2