懐ゲーの中でも最もやりたかったソフト
ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]
モノリスソフトが製作し、2006年にバンダイナムコゲームスより発売されたPS2用ソフト
のプレイ日記 パート1
<引用元:https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/xenosaga3/>
ゼノサーガシリーズ3部作のラストタイトルです。
初見の方も多いと思いますので、「part0」と称した記事でプレイの意気込みやゼノサーガシリーズの紹介をさせていただきました。
パート0を読まなくても、分かりやすく記事を書くよう心がけたいと思いますが、余力のある方はご覧ください。
あらすじ
ゼノサーガⅢ(以下、本作)は前作から半年後の物語です。
“グノーシス・テロ”と呼ばれる大事件が起き、それが本作の始まりに深く関わっています。
グノーシス・テロとは
グノーシス・テロの説明の前に「グノーシスって何?」という話ですよね。
<引用元:https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/xenosaga/world/02.html>
グノーシスとは、最も単純な言い方をすれば「エイリアン」です。
ただし、よくあるSFモノのエイリアンと違う点は
- 正体不明。生命体なのか、なぜ人間を襲うのか分からない。
- 特定の手段を使わない限り、物理的に干渉(攻撃)できない。
- 触れられた人間は消滅する、あるいは稀にグノーシス化する(主人公はなぜか消滅しない)
なので、クリーチャーというより、霊に近い感覚です。
それでは、グノーシス・テロのポイントをおさえます!
- グノーシスを操作し、諸惑星の都市を襲撃させた
- 主犯はグリモア・ヴェルムという謎の人物
- 事件の背後にU.M.N(この世界の情報ネットワーク)、ヴェクター(主人公の所属していた企業)、スオウ・ウヅキ(主人公の父親)が関係している
- グリモアによりネピリム(本シリーズの鍵となる少女)が連れ去られる
主人公シオン・ウヅキ(22歳)はこの事件をきっかけにヴェクターを退社し、事件の真相を追っています。
そこで、本作は
意味深なプロローグ
物語背景を説明しておいてなんですが、まだ物語は始まりません。
ゲーム開始とともにプロローグ(導入)ムービーが始まります。
現時点では謎に包まれていますが、物語に重要なシーンでしょう。
惑星ミクタム
T.C.4747(ゼノサーガの暦表記)の惑星ミクタム
ゼノサーガⅠおよびⅢがT.C.4767の物語なので、その20年前。
この出来事に関しては、思い当たる節がないので僕も分かりません。
グノーシスがうろついていることから、グノーシス・テロだと思われます。本作の事件と何らかの関わりがありそうですね。
脱出ポッドに子供を預ける母親
なんとも切ないシーンです。
母親が子供にペンダントを渡した後、親子が見つめ合う中脱出ポッドは閉まり、惑星から飛び出しました。
脱出した少年がキーキャラクターとして登場しそうな気配。
ペンダントもキーアイテムかもしれません
子供は10歳前後の見た目なので、登場するとすれば30歳ぐらいではないでしょうか。
既存のキャラクターで相当しそうな人物はいないため新キャラクターだと思われます。
テスタメント
テスタメントとは外套を身に纏った見るからに怪しい連中です。
外套って小難しい言い方をしていますが、要は上着です。
この場合はローブですね。
ヴィルヘルムという人物の指示のもと行動していますが、その目的はシリーズを通して謎に包まれています。
テスタメントは4人おり
赤の外套者:正体不明
青の外套者:エピソードⅠで死んだ人物(ルイス・バージル)
黒の外套者:かつてヴォイジャーと呼ばれていたようだが詳細不明
白の外套者:エピソードⅡで死んだ人物(アルベド・ピアソラ)
白の外套者の正体は伏せられているのですが、あからさまに正体が分かる演出がされているので名前を書いておきます。テスタメントに成り立てほやほやの新入りです。
僕の予想では赤の正体は主人公シオンに近しい人物だと読んでいます。
父親とかかつての恋人とか…
さて、本題に戻ります。
彼らが何をしているか
15年前の事象変異とは、主人公の故郷ミルチアで起きたゾハルの暴走のこと。
この関連事象としては、
- 惑星ミルチアが宙域ごと隔離された。
- エピソードⅡにてミルチアに行く手段が流出し、ミルチアに存在したゾハルを巡って争いが起き、最終的にゾハルが逸失した。
どうやら彼らの目的は、完全な形でゾハルによる事象変異を起こすことにあるようです。
そのための鍵が、この棺の中にありそうです。
青の外套者が棺の中を覗いて『これが我らの姫君か?』と言っているので、おそらくグリモアにより連れ去られたネピリムなのではないでしょうか。
ネピリムの話までしだすと、きりがない!ので追々説明することに致します。
ヴェクターS-Division(エスライン)侵入
さてさて、みなさま「もう読み飽きたわ!」と言う頃だと思いますが、ようやく物語が始まります!
潜入ムービー
E.S.ディナに乗って、ヴィクターの秘匿情報が保管されたS-Division(以下、エスライン)に侵入するシオンと後輩ミユキ
E.S.とはロボットの種類と思っておいて下さい!一番高性能なロボットです。ディナは機体名です。
われらが主人公シオン・ウヅキ
一応設定では容姿端麗とのことだが、作中で特に容姿に触れられないという理由から、美人という印象はなかったりする。
ちなみに前作(Ⅰ&Ⅱ)のシオン
エピソードⅠ
<引用元:https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/xenosaga/chars/char01.html>
エピソードⅡ
<引用元:https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/xenosaga2/chrs/shion.html>
恐ろしくグラフィックの進歩を感じる…
本作のシオンなら全然いけますね!!(何が?)
境遇を乗り越え、垢抜けた感じも出ています。
こちらが完全に予想外の伏兵、ミユキ・イツミ
前作との比較
エピソードⅠ
<引用元:https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/xenosaga/chars/char20.html>
エピソードⅡ
<引用元:https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/xenosaga2/chrs/miyuki.html>
グラフィックの上がったシオンに浮足立っていた僕ですが、前作までの地味なモブキャラから一転、この上げ幅はシオン以上です。ドジっ子属性も引っさげ、プレイヤーの心を掴もうと狙ってきます。まったくけしからん。
その”けしからなさ”は追って報告していきたいと思います。
カナン
声優が神谷浩史(たぶん)であり、リヴァイ(進撃の巨人)にキャラ的にも似ているのでまさにエースという風格を醸しています。
声優を調べるとネタバレを見てしまう恐れがあるので、怖くて調べられません(汗)
ドクトゥス
ちなみに、画像のドクトゥスは遠隔操作されたアンドロイドであり、中の人は別の場所にいる。
防衛システムから攻撃を受けながらも、カナンとドクトゥスが援護に加わりガンダムのファ○ネルのようなものが飛び出したりしながら、無事エスラインに到着します。
力の入ったムービーとシリーズ通してのロボットシステムの採用から本作の制作陣はきっとロボットアニメ好きに違いありません。
「さぁこれから」というところですが、記事が長くなってしまったので、一旦切ります。
次回【パート2】