【ゼノサーガ3】part39~ヴィルヘルムはかく語りき~[9章]

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ケビンを退けたシオンたち

最深部で目にするものは ー

来るべき時

最深部の空洞には、シオンたちを迎えるように立つケビン、その奥に見える巨大な物体の前にヴィルヘルムがいます。

秩序と混沌の羅針盤に似ています。

モモ『見て下さい あそこ』

そして、右手に見えるE.S.らしき機体の胴体部にはアベルが閉じ込められていました。

【補足】
左手の赤い機体は、ケビンのE.S.「ユダ」で、右手の緑の機体は、ヴィルヘルム機「ヨシュア」です。ヨシュアはE.S.のように見えますが、E.S.とは原理も成り立ちも全く異なる存在であり、ツァラトゥストラの制御システムの一部です。

 

シオンたちの登場を待ち構えていたヴィルヘルム

指パッチンをすると、突如シオンたちのE.S.が転送されます。

ヴィルヘルム
『これ以上君達に預けておくと 大変なことになりそうなんでね』

ヴィルヘルム『いいだろう イェオーシュア(ケイオス)』

ヴィルヘルムがE.S.を呼び出した目的は、覚醒を終えたアニマの器の回収でした。

すべてのE.S.(4機+ユダ)のアニマの器が飛び出し、巨大装置に取り込まれます。(上画像:下のリングの周りに浮かぶ光体がアニマの器です)

アニマの器の覚醒は、アベルの方舟で最終段階(Lv.3)を終えています。

光体の数を数えてみると12個あることが分かります。
たった今取り込まれた5つのアニマの器と、これまで、ヴォイジャーやケビンが回収した7つのアニマの器ですね。

また、台座にはゾハルがはめ込まれていることに気づきます。

 

得体の知れない物体に驚きつつも、それが今まで散々聞かされていたものであると、シオンは大方察しがついたようで ー

ヴィルヘルムはシオンの資質に期待以上だと太鼓判を押し、”それではさっそくいただきます”と言わんばかりの流れですが、

ケビンがちょっと待ったをかけます。

ケビンはシオンの巫女としての力しか関心がないと思っていましたが、シオンの意思を気遣う気持ちはあるようですね。

しかし、ヴィルヘルムはKOS-MOS、T-elos、そしてシオンさえ手に入れ損なったケビンをまったく用無しだと見なしている様子で、”引っ込んでろ”と言います(上流階級の言い回しで)。

 

初めて、敵の親玉を目にする一行。

ヴィルヘルムの正体がやはり気になります。

ヴィルヘルムは人は言葉によって、様々に変化すると語ります。

ヴェクターCEO、ハイアムズの代表、オルムスの教皇、連邦枢機院議長

ジギーが言った「ヴェクターのCEO」は、シオンやJr.たちから見れば、ヴェクターCEOであるということですね。マーグリスから見ればオルムスの教皇であるというように。

しかし、彼を定義できるのはケイオスだけだと言います。

個の定義問題は、アベルとシオンの会話でも出てきましたが、「自分がどういう存在なのか」は、「自分がどういう存在でありたいのか」という思いに依拠しているということを表現しているように思います。

アベルの場合は、ウ・ドゥ(神)でありアベル(人)である。シオンの場合は、元ヴェクター主任であり聖女の巫女である。

丁重にお願いをする素振りのヴィルヘルムをシオンが突っぱねると、

その選択は、
限りある命の尊さ…人間はいずれ死ぬ。だからこそ、命が価値あるものだと考える。
滅びの美学…世界を救う確率を下げてでも、最後は自分の思いを優先する。
といったナルシズムに陶酔した”実に人間らしい”選択だと言います。

ニーチェの書に『人間的な あまりに人間的な』があります。
ヴィルヘルムの”実に人間らしい”という発言はそこから取ったのではないでしょうか。

この発言から、ヴィルヘルムは人間じゃないんだなとしみじみ。言わずもがなですけどね。

 

ヴィルヘルムはシオンに対し、「君の命はどうでもいい、必要なのは巫女の力と鍵、そしてマリアだ」と言います。

ツァラトゥストラとは

本作の代名詞ツァラトゥストラの解説がここから始まります!

大事なポイントなので、みなさんも心して下さい!

~ヴィルヘルムいわく~

①ツァラトゥストラとは、太古の人間が神の世界へと昇るために作り出したシステムの一つである。

②ツァラトゥストラの担い手はマリア、力の源はケイオスである。

ところが!

③神はツァラトゥストラを許さず、宇宙の崩壊を決定づけた。

人間が神の世界(上位領域)を侵犯しようとしたことに対して、神がこの宇宙を危険だと見なして、フェイルセイフ(安全機構)を発動し、崩壊させることにしたということですね。

そして、ここで

崩壊はケイオスの力によりもたらされることが明かされます!

ケイオスの名前の由来である、「カオス=混沌」
予想していた通り、宇宙を崩壊させる力のことだったようです。

つまり、宇宙のフェイルセイフ=ケイオスの力ということ。

 

ケイオスの正体に戸惑うシオンですが、
「ケイオス君、あなたは」…って今さら!
過去でケイオスを見たシーンとか。何度も尋ねるべき場面があったような気が。

 

⑤ヴィルヘルムは宇宙の崩壊を防ぐために、ツァラトゥストラに”ある役割”を与えた。

ある役割とは…

⑥宇宙をゼロからやり直すこと。

ヴィルヘルム
『この宇宙を構成する全ては、集合的無意識でつながっている。』
『集合的無意識に働きかけ、全てを虚時間の流れへと送り込み、全てをゼロから”やり直す”』

と語られていますが、

宇宙が崩壊する前に僕の脳が崩壊寸前!

 

ちょっと、一呼吸おいて、この世界の根本原理である“集合的無意識”についておさらいしておきましょう。

本シリーズの設定では、宇宙は集合的無意識でつながっています。それは、人の意識だけでなく、物体全てです。とはいえ、この情報は今明かされたばかりなので、この世界のほとんどの人間にはテクノロジーとしての側面であるU.M.N.(ウードゥス・ムンドゥス・ネットワーク)と認識されています。

人の意識については、
ヨアキム・ミズラヒが亡き娘サクラを復活させるために、レアリエンの体にサクラの意識を呼び戻そうとした
KOS-MOSの中に宇宙に散逸していたマリアの意識を封じ込めた
という話がその例です。

本作おなじみのU.M.N.は集合的無意識を利用したネットワークであり、通話やインターネットのような通信技術や宇宙船のワープなどの航行技術に用いられています。

“虚時間”については、現実に、宇宙のはじまりの時間は虚数時間だったという理論が提唱されている(スティーブン・ホーキング博士)ことから、現実の要素とかけ合わせてフィクションの設定がされています。(データベースにてこの理論が紹介されています。)

こういう設定の奥深さに気づくと、グッと楽しくなります。

 

前パートで言っていた、“ヴィルヘルムが施した策”がこのことなのでしょう。

繰り返しになりますが、
宇宙のあらゆるものが集合的無意識で結びついているから、それを操作して、すべてを始まりの時間に送り込むことで、宇宙を再創造するということですね。

ウ・ドゥ

ウ・ドゥは神そのものだ

ウ・ドゥの下位領域の観測端末として存在する”二人のアベル”

神の目を封じ込め ー ツァラトゥストラによる意識の回帰を成す。

それこそが僕が存在する理由。

 

下位領域とは、シオンたちのいる宇宙のことですね。
これは、カバラの聖典「ゾーハル」やグノーシス思想に基づいていると思われ、神の領域が上位領域、人間の住む世界が下位領域です。

天界と下界のような理解で良いと思います。

そしてなりより、問題なのが、二人のアベル

えっ!?アベル二人いるの?
この世界で、アベルと似たような存在と言えば、ネピリムだから、もう一人のアベルってネピリム?

と思いましたが、

 

違いました!

 

本作に、もう一つアベルがいたことにお気づきでしょうか。

アベルの方舟です。

「人物じゃないじゃん」と思うところですが、あれは、ウ・ドゥの意識(虚数)側が具現化したもので、一方、アベルはウ・ドゥの物質(正数)側の姿です

正直、良く分からん。

とにかく、神はウ・ドゥによってこの世界の監視を行っているということです。

 

となると、ヴィルヘルムがツァラトゥストラを使って永劫回帰しようにも、神にバレて邪魔されてしまうので、目を塞ぐと言っているわけです。

だから、アベルがヨシュアの中に閉じ込められているんですね。

グノーシス

シオン、
巫女の君が鍵を使うことにより、

マリアは宇宙全体の意識を、このツァラトゥストラへと導くことができるのさ。

ヴィルヘルムの目的を聞いたシオンですが、仲間と共に世界を救うことを決意したシオンは「無駄よ!」と断固拒否。

シオン
『第一、人がそんな事を望むわけはない。』
『みんな、今を生きる為に戦っているのよ!』

しかし、ヴィルヘルムの眺めている世界の影をシオンは見えていません。

ヴィルヘルム
『そうかな?すでに数多くの意識が、自ら望んでここに集まりつつある。』

「そんなわけない」とシオンが言いかけたそのとき
ジンはヴィルヘルムの言葉の意味を理解します。

ここで、はじめて明かされるグノーシスの真実!
グノーシスとは、世界を拒絶した人の成れの果てでした。

だから、グノーシスに襲われた人々がグノーシス化してミクタムに集まってきているんですね。

とは言え”世界を拒絶”というのも、どうもよく分かりません。


【グノーシス談】

人間がグノーシス化する原因は、データベースによれば
「人間が虚数領域の持つ恐怖に接触し、そこからの逃避、拒絶を選択するとグノーシス化する。」とあります。

まず、「虚数領域って何!?」って思いますよね。

ゼノサーガの世界は、物理的な領域である実数領域と意識の領域である虚数領域が重なって構成されています。だから、実数領域世界と虚数領域世界という別世界があるわけではなく、1つの世界に2つの側面があるということですね。

上位領域、下位領域やら実数領域、虚数領域と頭がおかしくなりそうですが、それぞれ別物で、上位領域が神の領域で、人間のいる世界である下位領域の中に実数領域と虚数領域があるということです。

グノーシスとは、虚数領域のすべてのモノを指します。惑星や建造物のようなグノーシスが登場したのはそのためです。

「虚数領域が意識の領域なら、なんで意識を持たないモノまでグノーシスになるの?」と疑問に思いますが、意識のあるなしに関わらず”すべてのもの”に実数と虚数の二面性があるのかもしれません。ただ、意識を持たないグノーシスは行動を起こすことがないので、その存在が表舞台に出る機会がないだけなのではないでしょうか。

話が長くなりました。

人間が虚数領域の存在であるグノーシス(以下、人間のグノーシスのことを指す)に接触すると、虚数領域=意識領域に接触することになり、グノーシスの意識に直接触れることになります。

グノーシスは他者を拒絶して生まれるものなので、その意識は”他者への悪意に満ちている”と考えられます。そして、接触された人間がその悪意に恐怖し、”受け入れる”か”拒絶”するかの2択で”拒絶”を選んだ場合に、その人間はグノーシス化するということです。

そんなこと言ったら、みんなグノーシス化しそうですけどね。
僕も、ビビって拒絶しちゃう。

他者を拒絶というのは、なんとなく分かりますが、”世界を拒絶”とはどういうことでしょう?

他者を拒絶すること、例えば、「自分以外みんないなくなれ」という気持ちは、「こんな世界なくなってしまえ」という思いと同じであるように感じます。そう考えると、他者の拒絶は、世界の拒絶と同義なのではないでしょうか。

そんな、今の世界を嫌っている者たちですから、新たな世界で生まれ変わることを望み、ミクタムに集まっているというわけですね。

このことから、グノーシスが人間を襲う理由は、他者を拒絶しているためだと考えられます。

グノーシスは、世界を拒絶しているため、「拒絶、拡散、散逸」に向かって行動します。
さらに言えば、それはケイオスの混沌の力と同質のものです。

マリアの秩序の力はその逆方向の力であり、迷える魂たちを導き、集める力ということです。

前作でKOS-MOSがグノーシスの群れを吸収するというシーンがありますが、そのことを表していたんですね。

⇩物語に戻る


『納得してもらえたかな?』と言うヴィルヘルムに対し、
もちろん、シオンの決意が揺らぐことはありません。

説得しても無駄だととったヴィルヘルムは、とうとう実力行使に出ました。

ヴィルヘルムの力にシオンは捉えられ、苦しみに絶叫します。
助けようとした仲間たちも、地にねじ伏せられ身動きが取れません。

シオン、喉が裂けんばかりの絶叫。
いつも思いますが、本作の声優さん名演技

ただ一人、KOS-MOSだけはヴィルヘルムの力を免れていました。
シオンを助けるよう叫ぶアレン君ですが、KOS-MOSは動こうとしません。

アレン君の怪我がちゃんと反映されていて素晴らしい。

どうやら、マリアはヴィルヘルムに逆らえない関係であるようです。

苦しみのさなかにいるシオン。
彼女の脳裏に浮かんだのは、ケビンとのホテルでのスイートな一夜でした…

って、こんなときにそれ?!

ケビンに助けを求めるシオン

くっ!前パートでアレン君の好感度を爆上げしたにも関わらず、ケビンを指名されてしまうという痛恨の極み!!
アレン君応援団長の僕としては、シオンが苦しめられていることよりも、そっちの方にショック大!

ケビンがヴィルヘルムに近づいたかと思うと ー

ヴィルヘルムの腕を手刀で切り落としました。

嘘!?

シオンのラブコールに手のひらをぐるりと返しヴィルヘルムへの軽やかなる裏切り。

ところが、ヴィルヘルムは何事もないかのように、相変わらずの悠然さでケビンに問いかけます。

『ケビン。君は、これで満足なのかな?』

ヴィルヘルムはケビンの裏切りさえも承知していたのでした。

そして、ケビンの目的も…

子供の頃、ヴィルヘルムに語った”母との暮らし”ではなく、
なんと、シオンとともに永遠に生きたい”というのが、ケビンの目的でした

ヴィルヘルムはそんなケビンの望みを“我執”でしかないと吐き捨てます。

ヨアキムが言っていた我執にとらわれている者とはケビンのことだったんですね。

攻撃がやんでいたシオンですが、今度はケビンともども再び攻撃を受けます。

痛みでもシオンの心は折れないとみたヴィルヘルム。

次なる手は、
KOS-MOSにシオンを彼のもとまで運ばせ、無理やりツァラトゥストラを起動させることでした。

シオンやアレンはKOS-MOSにやめるよう言いますが、
KOS-MOSはヴィルヘルムに命じられるまま、シオンをツァラトゥストラのもとまで運び、ペンダントを奪います。

え?KOS-MOSでも起動できるんなら、最初からそうしてればよかったんじゃ?とも思いつつ。

すべての運命の流れを知っているヴィルヘルムとしては、定められた順を追って事を運ぶ道理なんでしょう。

 

KOS-MOSは手を差し出しヴィルヘルムにペンダントを見せたかと思うと ー

その手でペンダントを粉々に握り潰しました。

KOS-MOSの裏切りはヴィルヘルムにも予想外だったのか、「何をする」と表情を険しくします。

『イェオーシュア(ケイオス)とて消滅するのだぞ』

 

シオンのもとへ踵を返し、振り返ったマリアの目は、赤く輝いていました。

KOS-MOS
『私はマリアではありません』
『私は ― KOS-MOSです』

プレイヤーに疑念を残していたKOS-MOSの意識。きっと、KOS-MOS自身も「自分は誰なのか」、KOS-MOSとマリアの間で揺れていたのではないでしょうか。ヴィルヘルムの思惑とは裏腹に、彼が促したものは、KOS-MOSのシオンを思う気持ち、そして、「自分はKOS-MOSである」という確信でした。それは、瞳の色にも表れています。

すべてを知っているはずのヴィルヘルム。彼が驚いたことから分かるように、マリアの依代としての運命を乗り越えたKOS-MOSの自我は、運命を変えていることが分かります。

直後、いつの間にか自由になっていたケビンがヴィルヘルムの背中を貫きます。

ケビン『― もう、終わりにしましょう、ヴィルヘルム。』

一向に見せ場のないシオンの仲間たちを差し置いて、ケビンの活躍が続く。

ヴィルヘルムはと言えば、痛みなど微塵も無い様子で、超然と世界の行く末を案じます。

『彼らは理解していないのだ、この世界の危うさが。』
『細い糸の上に立つ、脆弱なる世界 ―』
『バランスを崩せば、すべて無に帰す事を。』

ケビン
『彼らは、自らの道を自分の力で歩もうとしている。』
『すべてを知った上で、その糸を渡りきると言っているのです。』

ケイオス
『君が考えている以上に、この世界は柔軟にできている。』

ヴィルヘルムの目指す永劫回帰。それは、崩壊を運命づけられた世界を救う最も確実な方法です。
しかし、一方で、人々の思い(幸せでありたい、誰かに幸せであってほしい、自分はこうありたいという願い)を無視しています。

『そうか ― ここにきて、自らの運命に立ち向かおうというのか?』

人間たちの可能性を信じず、運命は変えられないものとして受け入れ、法則を変えることで世界の崩壊を防ごうとしたヴィルヘルム。
それに対し、ケイオス、KOS-MOS、シオンたちは僅かな可能性でも信じ、運命に抗い、自分たちの手で道を切り開こうとしています。

『少々遅かったようだよ』

アベルの絶叫。
そして、暴走するツァラトゥストラ。

この行き場のない巨大なエネルギーを
人々の拒絶しあう意識をどうする
世界を始まりに戻すしかないんだよ
“これまでそうしてきた”ように ―

ヴィルヘルムの言葉 ー
世界が崩壊しかけたのは今回が初めてではありませんでした

この世界の保護者である彼は、何十回、何百回と過去へと時間を巻き戻し、世界の崩壊を防いできました。

人々がツァラトゥストラを創り、神の領域へ昇ろうとすること。人々の拒絶し合う意識がグノーシスとなり、世界の崩壊を望む意識が拡大していくこと。ケイオスの混沌の力の発動が迫ること。
これらは、何度も何度も繰り返されてきたのかもしれません。

ここでケビンが再び活躍を見せる!

氾濫するエネルギーを引き受け、暴走を食い止めます。
カナンのようにヴィルヘルムとともに消滅することを覚悟の上で ―

 

ケイオス
『未来は定められたモノではない』

『君達の意志の力で』
『君達が望む未来に変えるんだ』

ツァラトゥストラ

いよいよ、火蓋が切られたラスボス戦。

ツァラトゥストラは、ヨシュアとすべてのE.S.が融合した姿をしています。

もともとは永劫回帰装置だったはずですが、暴走によりE.S.のような形をとったということでしょうか。

え?結局ツァラトゥストラって、神とか人じゃなく、ただの暴走エネルギーなの?

ここで、つい、うっかり、
「エルデカイザーΣ」を発動し敵のHPの1/3以上を削った上に、ブレイク状態にし、1ターンキルしそうになる夢を見たんだ…※もちろん、リセットしました。

いや、こんなときに夢を見ている場合ではありません!!

 

メンバーは、もちろん世界の鍵を握る、シオン、KOS-MOS、ケイオス

KOS-MOSは例のブツ、ヘブンズドアを装備し、奥義『ブラッドダンサー(攻撃力大幅UP)』『プラチナシンガー(防御力大幅UP)』でドーピング。

本来EPを99消費するはずが、EP消費1で使いたい放題です。

通常のアーツで、驚異の8000ダメージを叩き出す!

シオンとケイオスは支援エーテルでステータスをガッチガチに高め、『最愛の徒』(死んだら体力全快で復活)で万全を期します。

 

ツァラトゥストラは、全体攻撃「トランスヴォランス」(下画像:上)を使ってくる他、ラスプ(エーテル攻撃封印)、ミスティー(アーツ封印)などの状態異常攻撃をしてきます。

トランスヴォランス;transvolans:ラテン語で「飛ぶ」の意。
つまり、岩石飛ばし?

開幕数ターンで、ツァラトゥストラのコアが輝き出し、光が放出される。

「エンブリュオン」(上画像:下)embryon;胎児の意(ラテン語)
を受け、全員一気にブレイク状態に!!

そして、

<<<ツァラトゥストラの混沌が動き始める>>>

「コンムターティオ」commutatio;交換の意(たぶんラテン語)
により、耐性属性が変化します。

 

ここで、物理属性耐性に切り替わったせいで、KOS-MOSのゴリ押しが通用しなくなる。

メンバーを、Jr.、モモ、シオンのエーテル特化型にチェンジし、

全員で『ビームボルト』(ビーム属性)を浴びせる。

敵のエーテル防御力が高いのか、1000ちょっとしか当たらないので、結構ちびちび攻める感じです。

敵のHPを約半分まで削ったところで、再びテロップが表示され、

<<<ツァラトゥストラの秩序が動き始める>>>

先程同様に、コンムターティオで耐性が変化したところで、新たな技『ルーメンネビュラ』を使ってきます。

ルーメンネビュラ;lumen nebula:ラテン語で「光の霧」の意。

4500ダメージ!?

シオンHPミリ残り!!死ぬ!!

メンバーを元に戻したところで、テロップは着々と進んでいき、高まる緊張感。

<<<秩序の輪と混沌の輪が共鳴を始めた>>>
<<<秩序と混沌が融合を果たす>>>

『キルクイトゥス』が発動する。

キルクイトゥスcircuitus:ラテン語で回転の意

ゆっくりと秩序と混沌の輪が近づいて行き、永劫回帰装置状のエネルギー弾がチャージされていく。

やけに大層なムービーだなーと思って眺めていると、

おほほぉい!ダメージおっかしぃ!

全滅…!!

しかけたところで、「最愛の徒」で全員復活し、窮地を脱する。

 

ならば、こちらはジギー隊長を投入。

奥義『ロイヤルガード』(常にガードが発動する)

再び、キルクイトゥスが放たれるも、

耐えました!さすが、我らのボディガード。
※ちなみにこれ、ケイオスもKOS-MOSもガードしてます。

 

こちらのブーストゲージが溜まったので、ここぞというときに頼りになるジンにバトンタッチ。

『連舞迅雷刀八本』で一気に攻める!

さすがの威力なんですが、ドーピングKOS-MOSも良いダメージ出してたので、ちょっとだけ見劣り。

すると、またテロップが。

<<<時空に歪みが生じ始める>>>

<<<3>>>

なんか、カウントダウン始まってます。
なに、なに、これ、やばい!

<<<2>>>

でも、敵のHPもあとわずか。

「あと一撃で倒せる」というところで、僕も運命に葛藤してしまうのです。

敵が究極奥義を発動せんと構えているというのに、それを見ずに倒してしまってよいのだろうかと。

いかなる危機が迫ろうと、細い糸を渡りきる。その勇気が大事なのではないかと。

※自分で糸を細くしろとは言っていない。

<<<1>>>

<<<時空の歪みが時間を戻していく>>>

『レスレクティオ』

モノクロに変わって行く画面の中で、死を覚悟する。

ああ、良いラストバトルだった。。。

・・・

…あれ?

技のムービーが終わっても、シオンたちは変わらず立ち続けています。

何が起きたの?時間を戻すってまさかバトルのふりだしに戻った!?

敵のHPを見ると…

回復してる!!

どうやら、ツァラトゥストラのHPが半分に戻る効果のようです。

レスレクティオ;resurrectio:ラテン語で復活の意。

この行為が神の怒りを買ったのか、次々と飛んでくるルーメンネビュラの嵐にひとり、またひとりと崩れ落ち、今度こそ「あぁあ!全滅する!」とベソかく寸前。

メンバーチェンジでなんとか体勢を立て直すも、予期せぬ(自分が招いた)長期戦にEPも底をつき満身創痍。

 

あと一発。

最後は頼んだ!KOS-MOS

KOS-MOSの渾身の一撃がツァラトゥストラを討ちます。

ツァラトゥストラの暴走が止まり

そして、宇宙は ―


前回【パート38】

【ゼノサーガ3】part38~然り~[9章]
散逸する宇宙 『ついにきたね、この瞬間が。』 「お待ちかねでしたかボス」、と思わず言いそうになるワンシーン。 ヴィルヘルムは最深部で万事が整うのを待っているようです。 敵の総大将がケビンを前に、終結の予感を口にし...
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