使命
急いで船を発進させるよう指示するJr.でしたが、船長マシューズはケイオスたちがいないことに気づきます。
ハマーとトニーも事態を察したようで顔つきを変えます。
無言で顔を前に向けていたJr.は、沈黙の後、ケイオスたち、そして自分たちの覚悟を伝えます。
Jr.『ケイオス達にはまだやるべき事がある』
マシューズ
『へっ アイツらしいや』
「やるべきこととかで、あっさり命をかけちまうんだから」とでも言うように。
『よしっ トニー エルザ急速発進』
ケイオスたちのいる中核では、グノーシスが数を増し、戦いが激化していました。
駆けつけたジンもE.S.アシェルでKOS-MOSに加勢し、ケイオスたちに襲いかかるグノーシスから守ります。
しかし、強力な敵の猛攻に、KOS-MOSは右腕を、ジンは機体を失います。
白兵戦に打って出るジン。
深手を負いつつも敢然と立ち向かいますが、ついに刺し違えることに。
朦朧とする意識の中で、ジンはついに安らぎを見出します。
思えば、彼は世界のためにずっと戦ってきました。
我が人生 思えばこれほど静かな時はなかったな ー
それでも、最期に懐かしんだのはシオンと歩んだ旅の目まぐるしい日々でした。妹の顔がひとつ、またひとつと浮かび ー
…
シオンたちと別れた時点で、彼が戻ることはできないだろうことは分かっていました。
正しいと思うことの為に、ここまで身をなげうつことができるのだろうかと、畏敬の念を覚えます。
彼が世界を救おうとする思いの裏には、何より妹を守りたいという思いがあったように思えます。
領域シフトを成功させることで、シオンが世界の運命をつなぐ可能性を残せる。そう考えての決断だったのでしょう。そして、最後の一瞬まで妹のことを思っていました。
ようやく、
領域シフトの準備が整いました。
ケイオスはジンにそのことを伝えようと振り返りますが ー
ジンの亡骸を目にし、彼の偉大さを噛み締めます。
ありがとう
領域シフトが目前だと言うのに、大型のグノーシスがこちらにまっすぐ向かってきます。
ケイオス『こんな時に まだ』
すると、ケイオスたちの前にKOS-MOSが進み出て、ケイオスと頷きを交わしました。
KOS-MOSの覚悟がケイオスには分かりました。
シオン ー
ありがとう
あの時 私は貴方を守れなかった
だから今度こそ
私は ー
大切な仲間を次々に失う展開に、プレイヤーとしては胸がえぐられるような思いがしますが、
ケイオスもやりきれない気持ちでしょう。
「あの時守れなかった」というのは、今のシオンのことではなく、シオンの前世である聖女の巫女のことです。当時の記憶では、巫女を亡くし悲しみに暮れるマリアの姿がありましたね。
ついに ー
わが揺りかごに集いし意識達よ
ゾハルが共鳴すると、ネピリムは大人の姿に変わります。
アベルは口をぱっくり、瞳を揺らして、驚いている様子。
素っ裸だもんね。そりゃ、刺激が強いよね…
じゃなくて、どういうこと?
ネピリムは虚数領域の存在でしたが、神の力によって受肉したようです。
ケイオスはアベルの力を借り、領域シフトを発動させます。
【ネピリムとアベル考察】
いつも不意に現れ、シオンを導いてきた謎の少女ネピリム
本シリーズの謎のひとつ、彼女の正体が気になりますよね。
実は、彼女はロスト・エルサレム時代に生きていた人間でした。
当時、ゾハルを発見した人間たちがその力を引き出そうと実験を行った結果、ゾハルの暴走を招きロスト・エルサレムが消失しました。
ゾハルが特定波長の脳波に反応し、膨大なエネルギーが生まれることが分かっていました。
レメトゲンを用いてゾハルを制御しようと試み、その実験で最初に消失した者がネピリムだったことがデータベースに記されています。
ですから、ネピリムは神との親和性が高く、被検者に選ばれたのではないでしょうか。同時に、彼女がいつも十字架を身につけていることから、神を信奉する者であったことが伺えます。
偶然にネピリムが被検者にされたとは考えにくいので、かつて、ロスト・エルサレムで神の言葉や聖遺物を守っていたゾハルの民だったのでしょう。
一方、アベルについては、
ロスト・エルサレム時代、ネピリムの出現と同時期にウ・ドゥがアベルという実数領域の形態をとった。
このことから両者には深い関係がある
と書かれています。
アベルが『あの歌声だけが僕を癒してくれる』と言っていたことを覚えているでしょうか?
前述の通り、ネピリムはウ・ドゥへの親和性が高く、ウ・ドゥと意識を通わせることが可能であった。そのため、彼女の歌声がウ・ドゥに届き、ウ・ドゥは彼女に好意を抱いた。
そして、「彼女を理解したい、知りたい」と人間の形態をとったのではないでしょうか。それも彼女と近い子供の形態で。
また、本作において、ネピリムとアベルが親しい関係にあることが分かるので、長い年月をふたりで過ごしてきたのかもしれません。
しかし、もともと人間ではないアベルには、自分が何であるかが分からないとシオンに言っていましたね。
『僕は知りたい、僕はなんだ?
誰が僕を定義してくれる?』
さて、本パートにて、ネピリムがアベルに言った言葉
『それが貴方の願いなのね』
きっと、アベルは“人間として生きたい”と願ったのではないでしょうか。だから、この世界を終わらせたくないと、ネピリムと世界を救う決断をしたのでしょう。
ネピリムの大人への変貌 ー
唐突な展開に僕も目をぱちくりさせましたが、
それは、マリアの力を借りているせいで、マリアの意識と同調した姿になったということではないでしょうか。とは言え、姿自体は本来のネピリムが大人になっていたらそうであったろうものだと思います。
だから、領域シフトした先で彼女がどのような姿でいるかとは関係ないでしょう。個人的な希望で言えば、アベルと同じ年齢をともに歩んで欲しいですね。ロスト・エルサレムでふたりの人生が始まれば素敵ではありませんか?
ミクタムを中心に領域シフトが宇宙に広がっていきます。
そしてそれは、宙域からの離脱を図るエルザにも迫り、絶体絶命のピンチ!
なお、エルザが絶体絶命じゃなかったことなんて、一度もない!
コラムが消失していると曙光で言っていましたね。
通常コラムを利用してワープをしているのですが、コラムが無くなったせいでエルザはワープができず、領域シフトから逃れることができません。
この状況に、シオンは「もう、ここまでなの ー」と絶望します。
そのとき、シオンの意識に呼びかけるケイオスとジンの声が聞こえました。
驚き彼らの名を呼ぶシオンでしたが、次の瞬間シオンの脳裏にコラムの場所が浮かびます。
シオン
『あるわ コラムが』
『まだ一つ残ってる』
マシューズ
『んな馬鹿な』
『コラムは全部消えちまってんだぜ』
信じられないという様子で声高に叫ぶマシューズですが、我らが救いの天使モモが、コラムを見つけます。
エルザはコラムに向けて舵を切りますが、ついに船尾が領域シフトの速度に捕まります。
Jr.『ちくしょう ここまでなのか』
うぅと悔しげに唇を噛むJr.
そのとき
マシューズ
『ちび旦那』
『ワーグナーって聴いた事ありますかい』
『この船はローエングリン級航宙貨客船 ー』
ここで、出るか!ワーグナー!!
えェェルザに翼が生えるとか、なんじゃそりゃぁぁ!!
やひうぉぉぉ!!
と怒涛の展開について行けない僕を置き去りに、エルザがコラムに突入。
シオンが目を覚ますと、エルザはどこだか分からない宙域に出ていました。
重力制御が失われており、みんな無重力状態。
カエル泳ぎのアレン君。
そんな中、謎の通信を受信します。
現在、U.M.N.が失われているため、ネットワークを利用した通信手段は使えません。
ハマーいわくアナクロ(時代遅れ)な通信らしいけど、電波方式?
音声が徐々に明瞭になっていき、声の主に気づいたシオンはアッと口を開けます。
このテキストにまで現れる、ネジの飛んだ喋り方と言えば ー
せんぱぁい
返事して下さいよぉ
シオン、アレン『ミユキちゃん』!?
そうですよぉ ミユキちゃんですよぉ
自分でミユキちゃんなんて言うあたり 彼女は本物である。
窓から宙域を覗くと、曙光がこちらに近づいて来るのが見えます。
緊張の糸がほぐれたのか、声を弛緩させ涙を拭うシオン。
宇宙最強の戦艦(分類上はコロニー)✖ミユキの組み合わせ
強い。。。
曙光は領域シフトを逃れていたんですね。
まさかまさかの、ミユキが救世主になろうとは!?
にしても、S-Divisionにミユキと侵入したところから物語が始まりましたよね。
あのとき、ミユキが見せてくれたコックピットにまっさかさまに搭乗するという奇跡、今回も、ゲートアウトしたシオンたちを発見するという奇跡を見せてくれました。
ゼノサーガⅢ、ミユキに始まりミユキに終わる ー
曙光が現れて終わるところが、原作『ツァラトゥストラはかく語りき』を思わせます。
旅立ち
もう 行くのね
エアポートにユリとシオンたちが会しています。
手がかりとなるのは Y資料に残されていた断片的な情報だけ
しかも U.M.N.が消滅したことで
転移航法は使えず 移動は通常航法のみ
困難な旅になると思うけど ー
シオンはケイオスとの約束を果たすため、ロスト・エルサレムを探す旅に出ます。
モモがシオンに、自分もみんなと一緒に行きたいと言います。
シオンは「ありがとう」と言いながら、けれども、モモのやるべきことを伝えます。
スキエンティアと共同で新たなネットワークを構築すること
スキエンティアも無事でしたね。さすが、ドクトゥスしぶとい!
シオン『しっかり 頑張って』
モモはJr.に、そして、Jr.の中に眠るアルベドにも旅の無事を祈ります。
モモにとって、かつては脅威だったアルベドも、彼の本心が分かり、今では大切な人の分身です。
それを聞いたJr.の顔は、心の底からの喜びが現れていました。
Jr.は面と向かって言うのが照れくさいのか、後ろを向いたままジギーに頼みます。
分かっている、心配するなと言うジギー。
笑顔で感謝を伝えるJr.
ジギー。このカタブツが最後に表情を緩めて微笑むシーン。たまらないですね!
別れの言葉を交わし、旅立ちのとき。
アレン君も行くの?まぁ、当然行くよね!
モモ『みんなが帰るのをずっと待ってますから』
通常航法で未踏の惑星を探す、あてのない旅、これが今生の別れであろうことを思うとモモのセリフに余計じーんと来るものがありますね。
フィナーレ
ラウンジでアレン君と肩を並べて、曙光を見送るシオン。
シオンは、ゾハルを巡る旅で得たことを振り返り、こう語ります。
私 ヴィルヘルムのしたかった事 少し解る気がする
何度も 何度も 何度も
同じ一生が繰り返されても
後悔のないように精一杯生きる
それは ー
きっと理想的な人の姿なんだろうね
だけど ー
私達はそこまで強くない
そんな風に生きられない
もっとずっと中途半端で
弱くて 小さい存在
他人を傷つけたり ー
自分に嘘を吐いたり ー
憎んで ー
後悔して ー
でも ー
たとえ 弱くても ー
消えゆく運命でも ー
未来を変えていこうとする意志が大切なんだと思う ー
少しずつ変わっていこうとすること ー
たとえ全てが決定されていたとしても
悲しむことなんて何一つない
むしろ”未来”は希望に満ち溢れている
だって ー
私達の選べる道は
無限に存在するのだから ー
シオンがアレンの肩に頭を預け、広大な宇宙を見つめています。
Fin.
最後はアレン君の想いが成就して、両思いになっていましたね。
くぅぅぅ、アレン君ハッピーエンド!!
一時は、シオンがアレン君の気持ちに気づいていながら流していた疑惑がありましたが、データベースによると本当にシオンが鈍感で気づいていなかったようです(笑)
中間考察で書きましたが、僕の念願だったアレン君の見せ場がラストは盛りだくさんでした。
なんと言っても、ケビンとの対決は、本作中で最も感動したシーンです。
正直、脇役だと思っていた頃もありましたが、全然脇役なんかじゃありません。
それどころか、本作では一番大切なことを伝えてくれました。
たとえ弱くても、大切な人のために未来を変えようとする心が大切であると。
ちなみに、僕の表の悲願はアレン君のハッピーエンドでしたが、裏の悲願であるジギーのハッピーエンドも達成されたことには、もはや感無量です。
暗い過去を隠して、心を殺すように生きていた男が、幸せになることを祈っていました。
ユリと結婚して欲しい!、モモのパパになって欲しいという願いが、いつも傍で守ってくれる存在として迎えられたことで叶いました。(結婚してはいないけど)それは、もう家族と同じですよね。
~エンドロールが流れはじめる~
さぁ、終わったと思いきや!
なんと、ケイオスのセリフが始まります!
どうやら
僕も君も
まだこの世界に存在しているようだね
人が 宇宙を望む限り
僕らは存在する
まだ僕らの成すべき事は終わってはいないんだ ー
だから ー
それまでの間 ー
ゆっくりとおやすみ
ケイオスとKOS-MOS
彼らは混沌と秩序という世界の法則であり、消えることはありません。
ケイオスは肉体を失っても、意識領域で生きているのでしょう。
そして、KOS-MOSは時が来るまで眠りにつくようにケイオスに言われ、瞳を閉じます。
シーンが変わり現れたKOS-MOSの姿。
損壊し色褪せたKOS-MOSの体が、長い年月を経たことを物語ってます。
やがてKOS-MOSの体がロスト・エルサレムに流れ着く。
KOS-MOSが目覚めたとき、彼女を迎えるのは、地球での新たな人々との出会いか、それとも、懐かしい友人との出会いだろうか ―
~Xenosaga Ⅲ End~
本作のメッセージについて
本作がプレイヤーに何を伝えようとしているのか、いつも考えていました。
ニーチェの思想である永劫回帰を思わせるセリフが度々現れたことから、「過酷な運命をも受け入れて強く生きろ」ということが主題だとばかり思っていました。
何度も 何度も 何度も
同じ一生が繰り返されても
後悔のないように精一杯生きる
これは、逆に言えばヴィルヘルムがニーチェで間違いないということでしょう。
僕はニーチェの永劫回帰の概念を読む度に、同じ一生の繰り返しに耐えるなんて無理だと感じます。
それに対し、最後にシオンが語った言葉。
「私達はそこまで強くない」
本作が、まさか別の解を出してくるとは予想していなかった僕は、衝撃を受けました。
人の心は弱いけれど、未来を変えようとする意志があれば、より良い人生を歩むことができる
きっと、製作者はニーチェの思想を読んで、これでは人々は救われないと考え、自らを肯定して生きる大切さを伝えようと考えたのでしょう。
僕はこの答えに勇気をもらいました。弱い自分を受け入れる勇気、それでも未来は変えられると信じる勇気。
これらは、永劫回帰思想とは違い、ちっぽけな自分でもできそうな気がします。
もう一つのメッセージ、他者を受け入れること。
シオンたちが世界や仲間の幸福を願い救われたように、他者を拒んだグノーシスが世界の破滅を招いたように、本作は他者を受け入れることが幸せの鍵だと伝えています。
これに関しても、原作ツァラトゥストラではむしろ、超人は他者との繋がりを断つことで強くなります。
ニーチェの書が副題でありながら、それとは真反対とも思える答えを最後に提示してくれた本作は、間違いなく僕の心に一撃を与えてくれました。
おわりに
皆さんここまで僕のプレイ日記を読んでくださりありがとうございました。
さて、怒涛のエピローグいかがだったでしょうか?
エピローグは実際のプレイ中、理解が追いつかず
ほほほっ!ほほっ?ほほほぉぉぉーーー
と思っているうちに終わってしまったので、正直感動できず、画面の前でポカーンとしていました。
しかし、プレイ日記を書いているうちに、「あぁ、これはこういう意味なんだ」、「今まで謎だったけど、こういうことか」と理解でき、執筆中にこみ上げることが何度もありました。
実は、本作は僕の書ききれなかった背景設定がまだまだあります。あくまで、皆さんがメインストーリーを楽しめるように補足しながら書いてきたつもりですが、残りの楽しみは皆さん自身の目で確認していただけたら良いかと思います。
そして、二点、謝りたいことがあります。
まず、情報の真偽にこだわらず、考えながら遊ぶことを一番の楽しみにしてきたため、ところどころ、情報に誤りや皆さんをミスリードするような考察があったかと思います。
また、執筆が思った以上に時間がかかり、約2年を費やしてしまいました。
いや、まさか40パートに及ぶ長編プレイ日記になろうとは(笑)
プレイ日記を読んでくれた方の辛抱強さに感嘆します。
僕の拙い文章で本作の面白さを伝えられたかは分かりませんが、ゲームは学び、想像を巡らせることで遊ぶことができると感じていただけたなら幸いです。
ありがとうございました!!
【レビューについてのお詫びと紹介】
当初、ゼノサーガⅢのレビューを書くと言っていましたが、方向転換し、ゼノサーガシリーズ全体を通して、僕が一番魅力を感じた面白さについてレビューを書きました。
待っていただいていた方、ごめんなさい。
理由ですが、僕はゼノサーガの面白さは、上で書いているように、物語の謎をプレイヤーがデータベースや自力で調べて、想像を巡らせ、推理することにあると思っています。
なので、例えばゼノサーガⅢのレビューで「この場面は、こう感じた。」、「この秘密にびっくりした」などを書くのは、読者の方がゼノサーガを遊ぶ楽しみを奪うことになると考えたからです。
「ゼノサーガの物語の謎についての答えをどうしても知りたい!」という方は、解説しているブログや動画がいくつかありますので、そちらをご覧いただくか、ゼノサーガⅢの攻略本「ゼノサーガ エピソード 3 【ツァラトゥストラはかく語りき】 公式コンプリートガイド」にあらゆる謎についての答えが書かれていますので、可能であれば購入してみてはいかがでしょうか。
また、僕のゼノサーガⅢの感想自体は、プレイ日記で、書きつくしましたので、これ以上語ることはないかなと思っています。
本作は、僕がプレイ日記パート0を書いた頃に予想していたよりも、ずっと素晴らしい作品であり、人生において、唯一無二のゲームになりました。
ゼノサーガⅢのプレイ日記を読むということは、シリーズすべて遊んだ方だと思いますが、このプレイ日記を通して、またゼノサーガⅢやシリーズの他の作品を遊んでみようかなと思っていただたら幸いです。
そのときは、僕の書いたレビューがちょっぴり意味を持つかも知れません。
ゼノサーガがどのようにプレイヤーに楽しさを提示し、プレイヤーはどう楽しむことができるかを文章にまとめました。
前回【パート39】