【ゼノサーガ3】part13~浮遊大陸~[3章]

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[前回のあらすじ]
シオンたちは統合先進試験場に潜入し、KOS-MOS奪還に成功した。

 gifファイルが2つ含まれるため、前回に続き2ページ構成に致しました。

超球面体

デュランダルに乗り、フィフス・エルサレムを後にしたシオンたちは超球面体が存在する宙域に向かいます。

そして、グノーシスに阻まれながらもE.SディナにKOS-MOSを乗せ超球面体に接近。

なんと、超球面体境界面の”差異境界強度さいきょうかいきょうど“は910e!?まじか!

…で、eって何???

たぶん、アインシュタインの提唱した特殊相対性理論の
エネルギー(E)=質量(m)×光の速度(c)の2乗
のエネルギーからきてるような、きていないような…

とにかく、Jr.いわく、触れただけで即ボカンだそうです。

※クリックして再生

KOS-MOS第三種兵装で攻撃を試みるも、まさかの効果なし。

すっかり「もうダメか」ムードを漂わせる面々でしたが、シオンはKOS-MOSの力を信じ、諦めません。

KOS-MOS、高速で移動する機体の上になぜ立てる!?
アレン君、シオンとペアシートおめでとう!!
第三種兵装スゴすぎ!これ使えればオメガ余裕だろ!

と様々な思いが駆け巡る中、KOS-MOSが見事、超球面体のクラインポイントを撃ち抜き、空間を逆転させることに成功します。

なんだかよくわからんが、とにかく凄い。

E.Sに乗ったシオンたちは開いた穴から超球面体の内部に突入します。

デュランダルは待機し、メリィ&シェリィたちはシオンたちの帰りを待つことに。

ロート

一方その頃、ロート・マンテルがパート1で映し出された棺の前に立っており、後ろから青の外套者がやってきます。

そして、青の外套者はロートの物言わずたたずむ様子を見てとり、意味深な言葉を投げかけます。

『肉なる衣を身に纏っていた頃への未練か、』

『それとも貴様が依然として抱き続けている野心故か?』

『不完全な母親の代わりに今度はその娘を―か?』

『散逸しつつある グノーシスを誘う巫女―』

ということは、

『肉なる衣を身に纏っていた頃への未練か、』
ロートはすでに死んでいる(外套者と同じく、死後に蘇った存在)。つまり、赤の外套者と思われる。

『それとも貴様が依然として抱き続けている野心故か?』
生前から一貫した野望がある。そして、ロートが赤の外套者だとすれば、ヴィルヘルムの命令に考えなしに従っているわけではなく、自身の意思に基づいて行動している。

『不完全な母親の代わりに今度はその娘を―か?』
“不完全な母親”はおそらく、シオンの母親のことだと思われる。シオンの母は重篤神経症治療施設で入院していたところ、ミルチア紛争の折、シオンの目の前で死亡。しかし、そのときのシオンの記憶は強いトラウマで閉ざされており、詳細は伏せられている。

『散逸しつつある グノーシスを誘う巫女―』
母親がシオンの母だとすれば、シオンが「グノーシスを誘う巫女」ということになる。となれば、ヴィルヘルムが捕らえようとしている“彼女”はシオンということに。

 

そして、青の外套者が『貴様も酷薄な男だよなぁ』と続けます。

“あんなモノが子宮になる”とは、どういうことでしょうか。

彼らの目的を果たすためには、KOS-MOSを破壊する必要があるようです。

とすると、KOS-MOSを破壊し、KOS-MOS自体あるいは、KOS-MOSの中にある”なにか”を使うことで、新世界への道が開かれるということではないかと予想しています。

 

ところで、「ゾッとしない」という言葉を初めて聞いたので、意味を調べてみると

「ぞっとしない」:おもしろくない。感心しない。

という意味でした。

つまり、青の外套者はあんなものが子宮になることはおもしろくないと言っているんですね。てっきり、恐くないと言っているのかと思いました

 

どうやら、ロートはT-elosを使ってKOS-MOSを破壊しようとしているようです。そして、青の外套者は『いいぜぇ、しっかり露払いしてやろうじゃねぇか。』と、戦闘ができればそれでいいと言わんばかりに言います。

シオンたちは知らず知らずのうちに、ロートの思うがままになっているらしい。

超球面体内部

超球面体内部に突入したシオンたち

ジギー『内部スキャンの結果は?』

こういう、気圧や大気生成に関する記述がしっかりされているところが、硬派なSFを演出していて味があります。

前述の境界強度910eとかもですね。

ちなみにこの大気の成分割合は地球とほぼ同じです。というか、もともとレンヌ・ル・シャトーは地球の一部ですしね。

 

モモが通信回線を開くと、仲良し幼馴染のツーショットが。

エルザのみんなは無事な様子。

 

Jr.『格納の準備頼むぜ。』

マシューズ『了解、歓迎しやすぜ。』

船内

~エルザの状況はいったいどうなっているのか~

ハマーいわく、ロジカルドライブ(宇宙船の推進装置)にまったく異常がないのに、動作しないため、どうすることもできない状態らしい。

 

ハカセ(本名:ハクシーヌ・ホワイト)は、

『このままじゃ まず最初に環境虫バグ活動維持物質エサが底をつき、いずれは―(下画像に続く)』

ジギー『原因は確かにこの大地のどこかにあるんだな?』

ハカセ『断言はできんな。じゃが、調べてみる価値はあると思うぞい。』

Jr.『わかった。― 心配すんなよ、すぐ脱出させてやっからよ。』

という流れで、レンヌ・ル・シャトーの大地の調査を行うことになりました。

 

ちなみに、操舵室はこんな感じです。

ハマー&トニーが、「こっからE.S.バトルだから装備整えておけよ!」と遠回しなアドバイスをくれます。

船内には、魅力溢れる要素やキャラクターたちがいっぱいあるのですが、全てを書くと1記事分を余裕で超えてしまうので、少しだけ…

うーくんとその仲間達

うーくんとは、星団全体で人気の『うさぎ』をカリカチュアライズしたキャラクターで、商業的に大成功を修め、盤石な人気を誇る(キティちゃんみたいな)。シオンも「うーくん」の大ファンであり、コネクションギア(通信デバイス)のプロキュレーター(アシストA.I.のマスコットキャラ)に使用している。ちなみに、「ゼノサーガⅠ・Ⅱ」のDS画面上で表示されるパッケージデザインも「うーくん」である。
  • 愛くるしい見た目に加えて、足をぴこぴこ、手をぱたぱたさせており、気づいたら◯ボタンを押してしまっていた。
  • なぜ、うーくん型のロボット?がエルザにいるのかは不明。
  • 船内には、「うーくん」だけでなく、「うーたろう」や「うーすけ」がおり、それぞれ個性があるようである。

GeMix!?

エルザを探索していると、なんとGeMix!?の筐体が設置してあり、新ステージが解放されていました!

内容はパズルゲームで、キャラクターを誘導してゴールへ導きます。

ミニゲームなのですが、意外とクリアするのが難しかったりします。

ちょっとふざけたテキストがあったり、いちいちちぐはぐなキャラクターのセリフが流れたりと演出に趣向を凝らしてあり、こういう、本編以外のところに製作者の遊び心が溢れているので見逃せませんね。

新ステージを制覇するまで、一時間ほどかかってしまいました。