【ゼノサーガ3】part10~嵐の前兆の嵐~

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[前回のあらすじ]
公開演習では、T-elosと呼ばれる新兵器が脅威的な能力を見せつけた。一方、KOS-MOSは、オメガ レース・ノワエと戦い、敗北を喫した。その後、シオンはユリと再会し、ユリがアベルと言う少年とコミュニケーションを図っていると聞く。シオンは彼が描いたネピリムに驚く。

今回、目まぐるしい場面転換の嵐に、皆さんついていけないかも知れません。
しかし、安心してください。僕もついていけてません!!

ヴェクター第一開発局研究室

ユリの部屋をあとにしたシオンは、PS2コントローラが「勝手に左方向に入力される」異常動作に悪戦苦闘しながら、統合先進試験場ヴェクター第一開発局の面々のもとへ向かう。

くっ!やはり中古のコントローラーは駄目だったか!
(コントローラーを挿し直したら治りました。)

シオンとアレン君が開発室を訪れると、一局の面々がかつてのリーダーを出迎えようと駆け寄ります。

トガシと『主任ての、やめてくれない?』

という、アレン君とホテルで交わしたやりとりをもう一度行いつつ、シオンは公開演習でのKOS-MOSの敗戦をいたわります。

KOS-MOSは演習でダメージを負ったため、調整中のようです。

傷一つ無いように見えましたが、やっぱり、ダメージを受けていたようですね 

シオンは、KOS-MOSの入ったタブ(桶)に語りかけます。

『こんな私を見て、あなたはどう思うのかしら。』―

シオンは奮闘する皆の姿を見たことで、自分だけひとり逃げるようにヴェクターを去ったことに負い目を感じているのでしょう。

『今日はありがとう。』と寂しげな様子で帰ろうとするシオンに

漢アレン、奮い立つ!

『主任!明日!』( ・`д・´)

アレンはシオンを呼び止め『街で食事しませんか?』と誘います。

しかし、アレンは断わられるものだとばかり思い込み、『いいわよ』というシオンに対し

『そっか―、やっぱ忙しいですよね。だったらまたの機会に―』と早合点し、シオンのOKの返事も何が起こっているのかさっぱり理解できていない様子。

アレン君は、たちまち体をメトロノームのように揺らししつつ、手を”いーとーまきまき”しながらテンションの高まりを隠しきれません。

うーん、僕もですが、ピュアボーイ勢は感情が動作に出やすいので気持ちは良くわかります。

そして、シオンが去ったあと・・・

やつが現れる。

ロート・マンテルが、開発室に入るなり『思ったより規模が小さいんですね』と嫌味を言いながら、やってきます。

トガシが『敗者に嫌味でも言いに来たんですか?』と火花が散らす気配を見せるので、アレン君が『失礼しました』と超絶紳士的対応に努めるなか、

『いや、彼の言うこともあながち間違ってないんです。』と斜め上を鋭角に攻める返答が繰り出される!!

鋭角を攻めるのは髪型だけでOK

アレン君も思わず『え?』と間の抜けた返事になります。

どうやらロートは、KOS-MOSの廃棄処分が決定され、一局も先進開発施設からの引き上げになることを通告するために来たようです。

ロートは『委員会で決定された』と言っていますが、当然彼が絡んでいるに違いありません。

アレン君は、決定にただただ呆然とするばかり。。

物語が大きく動き出す

シオン(僕)は心の憂いを払うために、GeMix!を満喫し、既出の全ステージをクリアしたものの、「この先のステージは、物語を進めないと遊べないよ!」というゲームの都合上の設定にがっかり半分、楽しみをちょい出ししていく仕様…好き!という喜び半分、渋々ホテルに戻ります。

シオン&ドクトゥス

部屋に戻るなり、ドクトゥスに公開演習の映像を見せるシオン。

シオンの潜入捜査っぷりに、ドクトゥスも『レポーターになれば?』と茶化したところ、シオンは『もう、くだらないこと言ってないでちゃんと見てよ』としっかり者らしい返答。

シオンは、T-elosの姿がKOS-MOSと瓜二つなことから、ヴェクターが開発に絡んでいるに違いないと踏んで、ドクトゥスに調査を依頼します。

対してドクトゥスは、仮にヴェクターが裏で手を引いているとして、わざわざKOS-MOSの開発を中止して、T-elosに乗り換えるのは随分と遠回りなやり方じゃないかといぶかります。

 

つづいて、話題が前回のS-Divisionで手に入れたデータのことに。

『父の事?』と訊くシオンでしたが、それはまだわからないとのこと。

ドクトゥスはデータの中から「カナン」というキーワードを見つけたらしい。

当然、シオンはレアリエンのカナンのことだと思って、聞き返しますが、どうやらそうではなく、

観測用か調査用といった類のプログラムやシステムの名称
ヴェクターは「カナン」を100年以上前から使って何かを探っている

らしい。

詳しい調査をお願いするシオンに、またもやドクトゥスは『追加料金がかかるわよ』と返しますが、もちろん冗談です。

裏組織の人間とはとても思えない、茶目っ気ですね

 

 

ドクトゥスとの通信を終えたあと、シオンの前に突如ネピリムが現れます。

ネピリム

アベルで伏線を張っておいて、まだまだ、登場をひっぱるのかと思いきや、むしろ、超特急で出ましたね。

意味深な発言とともに現れたネピリムは、グノーシス・テロの真相について知っている様子で次のように語り始めます。

グリモア(グノーシス・テロの主犯)は私を探したかっただけ―
今起きているグノーシス現象は、レメトゲン(ゾハルの制御プログラム)によるものではない
「ある存在」は、自らの贖罪のために存在し、大切な人のために、世界を捨てても良いと考えている

そして、次の言葉を残して去ります。

KOS-MOSの心…

実は前作から、KOS-MOSの解放というキーフレーズが醸し出されるシーンがあり、本作の最重要ポイントなのだと思います。

いつか、KOS-MOSに秘められた感情があらわになるときが来るのでしょうか。

ネピリム&ケイオス

そして、ネピリムとケイオスが話している場面になります。

ケイオス何者!?

ネピリムは『今のシオンにとっては辛すぎる事実―』と言い、伝えられなかったことを話します。

それでも、ケイオスは『真実を知らないで済めば、幸せかも知れない』が、『知らなければならない』と言います。

ネピリムが『シオンの身体も精神もいずれ―』と危惧しており、やはりシオンの父親がグノーシス・テロ事件の核心にいるということではないでしょうか。

そして、会話は壮大に…

下に続く文は身体も精神も健やかな状態の方のみお読みください。

ケイオス『僕がこの世界に存在する事も、君が存在することも、全てがある一点へと流れゆくこの世界の必然なのかもしれない。』

ネピリム『人の思い一つで、世界の色は変わる。そう人々に教えたのは、他のだれでもない、あなた―』

おほっ!?ほほぅ

なんでしょう、この神々の会話みたいなのは。

なんとなく、この二人は世界を見守る役目を務めているということだけは分かりました。

ちなみに、前作でもネピリムとケイオスが対話する場面があり、ふたりの関係もゼノサーガの謎のひとつです。

ユリ&カナン

さぁどんどん、場面が変わりますよ!!

接触小委員のふたりが、現状の対応を練っています。

<議題1>ロート・マンテルについて

一切の情報がない。今、プロジェクトの中枢に据えられたのは、ただヴェクターの対抗馬という理由だけじゃなくて、きっと裏がある。

<議題2>エルザ救出について

エルザが消失した超球面体(いまじなりぃぽけっとだとか、虚数空間とか…)を突破するには、オメガに装備された相転移砲並みの出力が必要である。

しかし、ディミトリがオメガを借してくれるわけがなく、現在の連邦の技術では無理。

ここで、カナンは案があると言います。

KOS-MOS第三種兵装

なにそれ、凄そう。。

対して、ユリは『廃棄が決定したKOS-MOSに第三種兵装を装備させて、どうやって例の宙域に送り込めるというの?』と反論します。

それでも、カナンは『存在しないモノを救出するにはそれなりの覚悟が必要だろう。』とユリに言います。

そこで、出てきた言葉が『大胆な事』。

どうやら、これから大胆な事が始まるらしいです!

マーグリス&ハインライン卿

次は、マーグリスがハインライン卿の指示を仰いでいるシーンです。

 

マーグリス『―いま、なんと申されました?』

 

マーグリスがオメガ レース・ノワエの件をハインライン卿に報告しているのでしょう。

『オメガは元は我らの物』と言っているのは、オメガのプロトタイプはオルムスの聖職者用に開発された兵器だからです。

パート7でディミトリたちが旧ミルチアから回収したと言っていましたね。

前作では、旧ミルチアでオルムスの教皇セルギウスがオメガに乗り、オルムスによる世界の支配を実現しようとしましたが、オメガとともに消滅しました。

ハインライン卿はマーグリスの進言を否定し、『審問官長が口を挟むことではない』と相手にしません。

それに対し、マーグリスは『レンヌ・ル・シャトーの件も解せぬことばかり』、『そのような話、きかされておりませぬ。』と食い下がりますが…

ハインライン卿『すべては神の意思、余計な心配をする必要はない。』

要は、黙って、言うことを聞けと言うハインライン卿。

こいつは、悪いやつですねー。私利私欲臭がプンプンしてきます。

神の意思を笠に着て人を支配するのが宗教団体らしいところですね。

若干マーグリスが気の毒に思えてくる。

果たして、ハインライン卿とは誰なのか、ひょっとして、ロート・マンテルなのか。

正体が、気になります。

ヴィルヘルム

オルムスが、反社会的勢力だとしたら、こちらは、世界の影の支配者。

 

赤の外套者『準備が整いました』

 

彼女とは一体誰のことでしょうか。

ヴィルヘルム『僕らに出来る事は限られている。』、『それをなせるのはほかならぬ僕ら自身―』と意味深な言葉が続きます。

彼らはひたすら何かを仄めかしていますが、具体的な名前を伏せているので、プレイヤーとしては焦らされっぱなしです

ただひとつ分かったことは、『儚い幻想を断ち切る為に』誕生した”彼女”とは、おそらくT-elosのことでしょう。

そして、パート1でテスタメントらが囲んでいた棺桶を覚えているでしょうか。『これが我らの姫君か』というセリフ。

加えて、パート3でテスタメントがフィフス・エルサレムに何かを搬送すると言っていましたね。

つまり、棺桶の中に入っていた姫君はT-elosで、それがヴィルヘルムたちの計画で運ばれたということです。

僕は、完全にネピリムのことだと思っていましたが、違いましたね 

となると、ロート・マンテルとは何者…、まさか赤の外套者?

アレン&ユリ

アレン『まったく、主任になんて説明すればいいんだよ』

と沈んだ表情で、開発室から出てきたアレン君。

そこにユリが現れ、アレン君を引き止めます。

『安心してちょうだい。KOS-MOSは絶対に廃棄処分にさせないわ。』と言うユリ。

悪巧みは着々と進行中です。

シオン&ドクトゥス 2度目

夜を迎え、シオンはドクトゥスから公開演習の映像の調査結果を聞きます。

ドクトゥス『最初からすべての記録が何一つ存在しないのよ。』

やはり、ロートやT-elosの情報に関する手がかりは得られなかったようです。

 

しかし、ドクトゥスは抜け目なかった。

1週間前にフィフス・エルサレム寄港した輸送船に、なぜか貨物の受け渡しの記録がないものが存在したと言う。しかも、積載物の重量が、KOS-MOSの機材の重量とおよそ一致していることが判ったのです。

『記録が何一つ存在しない』ことが、逆に手がかりとなりました。

シオンがオルムスが絡んでいると解釈した理由は、船舶の所属です。

ハイアムズ社は、もともと移民船団系列の企業であり、ドクトゥスが言う船舶が本当にT-elosを運搬したのであれば、移民船団=オルムスがT-elosの開発に絡んでいる疑いがあります。

ただし、ドクトゥスはこの情報はあからさま過ぎて、むしろ怪しいと付け足します…

 

黒幕が果たして、ヴィルヘルムなのか、ロート・マンテルが関係しているのか、オルムスが絡んでいるのか。どうなんでしょう。

ミユキ降臨

ふたりの会話中に、ミユキが『やっほー』と気の抜けた挨拶とともに登場します。

空気破壊神ミユキ降臨。

全員が揃ったところで、ドクトゥスが本題を切り出します。

ドクトゥス『シオン、あなたの父親の事も大体調べはついたわ。』、『世の中には知らなくてもいい事もあるの。』、『それでも知りたいのね。』

…ネピリムと同じようなことを言っていますね。ケイオスが『真実の方から近づいてくる事もある。』と言っていましたが、早速伏線を回収しました。

シオンは『ええ、はっきりさせなきゃならないの。』と覚悟を決めている様子です。

キーワードは
15年前、U-TIC機関、父親が監察官としてミルチアに赴任していたということ。

14年前ミルチアでは、ヨアキム・ミズラヒ博士がゾハルを暴走させ局所事象変異を起こし、惑星まるごと封印されるという大事件が起きています。

このことから、シオンは父親がヨアキム・ミズラヒ博士と接点があり、ミルチアでの事件に関わっているのではないかと考えます。

それを“見事”にフォロー、しようとするミユキ

ミユキ
『だからって、先輩のお父さんがミズラヒ博士と結託して、グノーシスを召還したと決まった訳じゃないじゃないですか。』

『ほ、ほらよくあるでしょう?政府の官僚が無能で、現場の暴走を止められなくて大惨事になっちゃうって事。』

おーーい。ミユキさーーん。。。全然フォローなってないですよー。むしろ全力で傷口に塩を塗りたくってますよーーー。

 

あまりのミユキの大惨事っぷりに、ふたりとも思わず感嘆します。

宇宙のような寛大な心を持つ、先輩シオンは、このことは最初から予想していたことだし、兄が自分の事件への詮索をよく思わない理由がわかってむしろスッキリしたと言います。

 

そこへ、アレン君から着信が―

シオンが応答しようとしたところ、

再び、ウドゥの波動に気を失ってしまいます。

そろそろ、シオンがやばそうですね…

シオン&アレン

シオンが目を覚ますと、アレン君がベッドの横で見守っていました。

『来てくれたんだ』と言うシオンに、

アレン君は『ま、僕が一番近いですから。』と返します。

そして、こーんなくさーいセリフを平然と吐くアレン君。

ピュア紳士だからこそ為せる業ですね。

シオンは『そっか』と言い、とても嬉しそうに笑います。

時に、ピュア紳士は会心の一撃を出せるのです。

 

アレン君はユリが明日デュランダルで会いたいと言っていたことをシオンに伝えます。

シオンは、アレン君との食事の約束を思い出し、気にしますが、

アレン君は、ユリの要件の方が重要だからディナーなんてしている暇ないですよと、はなから諦めている様子で話します。

そんな、アレン君にシオンは『ねぇ、ちょっと外へ出ようか。』と誘います。

このドラマの続きはまた今度!!


次回【パート11】

【ゼノサーガ3】part11~決起集会~
[前回のあらすじ] ロート・マンテルからヴェクター第一開発局に突如もたらされるKOS-MOS廃棄処分の通告。一方、そのころ、あちらこちらで、スパイ活動やら、ネピリムやら、オルムスやら、ヴィルヘルムやら、接触小委員やらが、それぞれなんだかん...

前回【パート9】

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