ゲームのアウトプット術~ゲームは時間の無駄とは言わせない~

ゲームで自己成長する方法

それはアウトプットです。

「アウトプットって何だ?」と思った方も多いと思うので、まずアウトプットについて説明します。

アウトプットと言えば、2018年に樺沢紫苑「アウトプット大全」が発売されました。本書ではインプットするばかりでは自己成長しない、能力が上がらない。アウトプットこそが自己成長の方法だと書かれています。

例をあげると
学校では、テスト勉強が「インプット」、本番のテストが「アウトプット」
読書では、読むことが「インプット」、レビューを書くことが「アウトプット」
です。

つまり情報を外部に出力することです。

「それがゲームとどう関係あるの?」と疑問に思われるでしょうが、僕自身ゲームのアウトプットにより自己成長、そしてゲームライフの充実感を得ることに成功していると実感しています。

もともと僕は、ゲームが好きだけど、ゲームが上手いわけではない、ゲームをする時間がない、仕事などのストレスで全然楽しめないという状況で、何度もゲームをやめようかと考えてきました。

しかし、アウトプットによりそれらの悩みが解決されたので、僕と同じような悩みを抱えている方々の助けになればと思います。

“目次”で気になる項目へジャンプしてお読みください!

アウトプットの効果

ゲームをアウトプットすることで以下のことが実現します。

ゲームの魅力を考える習慣が身につき、より深く楽しめるようになる。

ゲームをする時間が現実逃避の「無駄な時間」ではなく前向きな「充実した時間」になる

ゲームと自分との関係性から「自分のあり方」「自分のゲームスタイル」を見出し、自己分析につながる

ゲームを好きな集まり「コミュニティ」に属することで仲間ができ、自分の新たな居場所を発見できる

ゲームが楽しめるようになることで間接的に「学校/職場」「家庭」でも活き活きと過ごせる

ゲーム関する自分の得意分野を追求することでそれぞれの特技を磨くことができる
例.「ゲームプレイ」「レビューを書く」「動画を配信する」「曲を弾く」「絵を描く」

それでは次の章で具体的にゲームのアウトプットとは何か挙げていきます。

ゲームのアウトプット法

参考書籍「アウトプット大全」では、80個ものアウトプット法が載っています。本記事では、それに準じるわけではなく、あくまで「素人のゲーマーができる」ということを重視して考えました。

僕の考えつく範囲なので、他にも「これもアウトプットでは?」思うというものがあるかもしれません。

これらすべてを実践する必要はないので、自分にあった方法で自分にあったレベルでやってみると良いでしょう。物足りなくなってきたときはより難易度の高い方法にステップアップすることをおすすめします。

そして、「アウトプットすることを前提としてプレイすること」が何より成長につながると思います。

複数人で遊ぶ

ゲームを友人と複数人で遊ぶこと自体がアウトプットだと思います。一言で言えばゲームを通したコミュニケーションです。

挨拶、話す、感謝する、相談する、褒める、教えるなど多くのアウトプット法を実践することができます。

「こんなのがアウトプットなの?」と思われた方は「アウトプット大全」を読んでみて下さい。本当にそう書いてあります。

ゲームならではの、楽しさを分かち合う、的確なアドバイスをする、作戦を話し合うというのは上質なアウトプットだと思います。

注意点としては、思っているだけではアウトプットにならないので、言葉にして伝えましょう。

ブログを始めて約半年間マルチプレイを実践してきましたが、ゲームをしている時間だけでなく生活全体が充実します。

語り合う

ゲームの感想を友人や仲間と語り合うことで、何が素晴らしかったか、楽しかったかということを頭の中で整理できます。また人の感想を聞くことで、自分では思いつかないような考えに触れ、新たな視点を得ることができます。

次のレベルの挑戦として、感想をまとめて文章にしてみるとさらに効果的です!

「感想を語り合う人がいない?」…俺のことかな?

そういう方は思い切って、SNSやブログで感想を書いてみましょう。僕もそうしました。

分析する

そのゲームの何が、どうして面白いのか。この作品は何を伝えたいのか、どういう仕掛けを使ってメッセージを表現しているのか。といったことをノートにまとめてみてください。

「いやー、ゲームを仕事にするわけじゃないし…」と思うでしょうが、この要素を挙げて、原因を探るという分析力は実生活で役に立つはずです。

特にゲームはエンターテイメントなので「遊び心」という要素が含まれます。この遊び心が分かるというのは「魅力的なものを作り出す」仕事をしている方に役に立つスキルでしょう。

また、普段の生活での会話やイベントで人を楽しませることを考える際に発揮することができます。

尊敬する『ジョジョの奇妙な冒険』で有名な荒木飛呂彦さんは映画好きであり、映画の面白さをノートにまとめて分析いたそうです。多くの人を魅了する表現は理論的に導き出されていたんですね。
<参考書籍.荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟>

感想を書く

SNS、通販サイトのレビュー、ブログにプレイしたゲームの感想を書くということです。

これは、人に話すことよりも少しハードルが高くなりますが、他人に見られることを意識して言葉にして表すというのは、ゲームの理解を深めるだけでなく、文章力、洞察力が飛躍的に上がります。

こういった文章化の実践というのは社会で非常に重要なスキルにも関わらず、点数化しにくいため学校でほとんど行われない、もしくは適切に指導されないといった理由から、こういう趣味を通して鍛えるしかないと僕は考えています。

どんなに素晴らしいゲームをプレイしてもアウトプットしなければ「楽しかった」「感動した」で終わりです。これは大げさな話ではなく、「このゲームのどこが面白いの?」と急に言われたら、しっかり理由を言って説明するのは難しいのではないでしょうか。

「人に言う前にお前がやれよ」

わかりました!

MOTHERシリーズのファンアンケートに全力回答!

MOTHERシリーズアンケートに全力で答えてみた-アウトプットチャレンジ-
『MOTHER』シリーズ30周年を記念して、ファミ通より特別企画としてMOTHERファン向けのアンケートがありました。 MOTHERファンとしては、このような熱い企画に参加せざるを得ない、でも適当に書くんじゃもったいないということで、全力...

伊藤計劃「ハーモニー」のレビューを書いてみました。

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA) -書評
あまりに絶望的に描かれた調和 本作は、故人伊藤計劃氏の遺作である。本作の所々に見られる哲学、文学、テクノロジー、医療、社会学など圧倒的な知識と理解、それらに基づき精巧に描かれた世界は、科学技術の進歩した未来の世界への明瞭な洞察を与える。 まずは、本作の世界について説明する。世界が核による未曾有の大災害に見舞われた。人々は放射線による病気が蔓延し、それに対処するため、「watch me」というナノマシンを開発した。watch meを体内に入れることで、あらゆる病気は治療され、健康状態を常に維持することができる。大災害から半世紀後、watch meにより平和は実現され、人々の健康を最も重んじる「生命主義社会」が出来上がった。

レビューの下に実際に行ったアイディア出しの方法を書いてあります。ネタバレを避けたい方は、レビューを飛ばしてお読み下さい。

対戦する

格闘ゲームを始めとして、アクションゲーム、パズルゲームなど対戦モードのあるゲームでは、対人戦で勝つことをそのゲームの最終目的にしている方は多いと思います。

対戦はそれまで自分が身につけた(インプットした)実力を試す(アウトプットする)場です。

ここで、ただ漫然とプレイするのでは成長がないので、対戦の前に練習し、戦略を練る。そして不特定多数とマッチングするゲームでは難しいかもしれませんが、対戦後に相手から「良かった点」「悪かった点」などフィードバックをもらえると一番成長につながります。

コンピュータとの対戦は敵が決まった動作しかしない、フィードバックしてくれないため良質なアウトプットとは言えません。

今どきは、掲示板やSNSでフレンド募集していることが多いので、勇気を出して身を投じてみてはいかがでしょうか。

僕自身はやっていないので、お前が言うなという話ですが。ただ、やっぱり、Youtubeにある名人プレイの真似だけをしているでは上達に限界があります。

戦略/計画を練る

これは、ゲームにおける強敵との闘い、ステージの攻略など挑戦するに当たって、どうすれば勝てるか、どのルートで進み、どこでアイテムを手に入れるかなど戦略/計画を練るということです。

「なにそれ?」ですが、漫然と「失敗してもいいや」という思考停止プレイをしていると良いことがないどころか、適当にプレイする習慣がついてしまうと経験的に思います。

簡単な方法では、頭の中で「もっと良い方法があるのでは?」という問題意識を持ったり、「これ、いつも間違える」「このメッセージは重要だ」というポイントに気づくように意識してプレイしてみて下さい。

そしてできれば、紙(ノートでもメモ帳でも)に書き出して自分なりの攻略メモを作る(アウトプットする)ことでより思考力が鍛えられます。
※書くならゲームのメモ帳機能じゃない方が良いと思います。

ゲームセンターCXをご存知の方は有野課長やスタッフがホワイトボードに書き出すメモを想像して下さい。

タイムアタック、完全攻略、トロフィーコンプリートなど高難易度の挑戦では、タイムロスや致命的なとり忘れを防ぐためにこの方法は必須だと思います。

まぁ、今どき攻略サイトを見れば万事OKですが。

しかしゲームの楽しさは井上氏の学習説にあるように「試行錯誤の経験」ではないでしょうか。

僕自身インターネットの普及していない小学生の頃は、ゲームの攻略情報をノートにまとめた「攻略ノート」を何冊も持っていました。

メモ書きや地図だけでなく、兄に習って表やフローチャート、チェックリストを作っていた経験は今の自分に活きていると思います。

作る

ゲームを作るというのはそれそこ究極のアウトプットですが、一般のプレイヤーが実践するのは現実的ではありません。

RPGツクールというそれを可能にしてくれる素晴らしいツールがありますが、ここではゲームを作ることに限らず、ゲームだからこそできる多様な創造すべてを含みます。

作るという意味では、マリオメーカーのようにゲームのステージを作るもの、マインクラフトのようにゲームの世界で建物などを作るもの、シムシティのように現実社会をシミュレートしたパーツを使って街を作るなど様々なものがあります。

それらは、頭の中で描いたアイディアをアウトプットする創造力が鍛えられます。

なんと言ってもゲームは規模の大きな創造を可能にする点が魅力ですね。
現実には、ただのブロック一つ作ることさえ大仕事です。

特技を活かしてアウトプットする

ゲームの素晴らしさは映像、プログラム、音楽、物語など多くの要素から成る総合芸術という点です。だからこそ、ファンの楽しみ方はゲームをプレイするだけでなく、幅の広い表現が可能になります。

例えば実況プレイ、ゲームの曲を演奏する、ゲームのキャラクターを描くことを始めとして特技を活かした思い思いの表現がなされています。

それらは、プレイするのとは異なるスキルが要求されるため、敷居が高く感じるかもしれませんが、自分の得意なことであればゲームを題材にして実践することで、好きなことを楽しみつつスキルを更に高めることができます。

あるいは未経験のことでもゲームをきっかけに挑戦してみると、新たなスキルを身につけることができます。

僕の場合は、ブログを始める前ですが「ゲームのプレイ動画を配信してみたい!」というきっかけで、動画編集ソフトの使い方を覚え、そのスキルが職場、プライベートで実際に役立ちました。

ゲームをやめようか悩んでいる方へ

ゲーム好きの方でも就職や結婚などをきっかけにゲームができなくなる、前述のようにゲームの腕前や時間のなさを理由にゲーマーとしての自信がなくなる、社会的評価の低さが気になって辞めた方が良いかと悩んでいる、こういった方は多いのでは無いでしょうか。

しかし、ゲームが本当に好きであればアウトプットすることでゲームを再び趣味にすることができます。

「なんでゲームが楽しくなくなったのか。」

考えてみると、アウトプットしていなかったからだと思います。なんとなくプレイしていたためにゲームの魅力に気づけなかった、ゲームについて人と話す機会もめっきりなくなり魅力を言葉にする必要もなくなった。そのような状態が続いたため、当然の結末としてやりがいがなくなっていきました。

僕がブログを始めて、アウトプットをして最も良かったと思えたことが、ゲームを趣味と確信できたことです。

ゲームが上手くなくても、子育てや仕事でゲームがあまりできない状態であっても、多くの人に対してゲームという趣味を活かした情報発信ができている。

この趣味に打ち込んでいるという実感は充実感として与えられます。

アウトプット(記事、ツイート)に対してのリアクションがあったときはそれは嬉しいものです。

また、ゲームについて深く考えるようになり、ゲームが素晴らしいものであると再認識できました。それだけでなく、ゲームを通して自分自信を見つめ直す良いきっかけにもなりました。

ブログをやるのは少々難しいかもしれませんが、本記事で取り上げたアウトプット法のいずれかだけでも徹底してやってみることで自己成長し、ゲームライフはもちろん日常の感覚が変わることでしょう。


【余談】

以前からゲームとアウトプットというテーマで記事を書こうとは思っていたのですが、何しろまとめにくい内容であり、書くのを先延ばしにしてきました。

僕は何を隠そう「アウトプット大全」を書いた樺沢紫苑さんの運営するFacebookグループ「樺沢塾」の塾生です。

7月にアウトプットチャレンジという企画をやっており、その中で本書の感想をブログにアップせよとの指令が出ました。これはもう書くしか無いということで、今回記事にさせて頂きました。

誰もアレンジしろ、ましてやゲームバージョンにしろとは言われていませんが、ゲーマーだもの。仕方ないね。

トップへ戻る